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room文書(もんじょ)その2

1行目、「敵」はいきなり「松戸・市川迄(まで)相(あ)い散(ち)らし」と、松戸と市川の畑をめちゃくちゃにして、麦や野菜を食べられなくしました。国府台(こうのだい)でも戦った里見(さとみ)氏です。別の文書(もんじょ)では、あの上杉謙信(うえすぎけんしん)が佐倉市の臼井城(うすいじょう)をこうげきしていましたが、この文書2行目、里見氏は松戸・市川の次に、「臼井筋(うすいすじ)之(の)郷村(ごうそん)放火(ほうか)」と村々に放火したことがわかります。松戸と市川では食べ物をダメにして、臼井では多くの家を焼く。つまり里見氏は、武士(ぶし)と武士との戦争をしなかったのです。戦わないので、おたがいに死者は出ないようにも思えます。でも、家や食べ物を失った人々が、どうやって生きていくのか。女性やこどもに高齢者(こうれいしゃ)と、戦争に行かない人々へも、寒さと飢(う)えがおそいかかった冬かもしれません。
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